震災復興ボランティアその2

ボンクラのYZO

2012年03月11日 07:02

2日目の朝\(^O^)/

今日は石巻で海の潜水撤去作業!

DSPのボス、プロダイバーでもあるMさんが海に潜り、底に沈んだ物、いわゆる「瓦礫」と呼ばれている物にロープを結びつけて海岸から引っ張り上げる作業(」゜□゜)」

Mさんはブログで瓦礫と呼ばれているのは全て被災した人それぞれの思いが詰まった大切な物ばかりなので、瓦礫以外の他の呼び名はないものかなあ、と綴っており、確かにおっしゃる通りやな〜と思い、急に瓦礫という言葉に罪悪感を感じた(・_・;)

Mさんは宮城県出身で実家も津波で流され、親戚も20人以上亡くし、今までの捜索活動では1人で148人の御遺体を引き上げたりと壮絶な体験をしてる方なので、被災者の気持ちに立っての素直な意見なのだろう。

この日は気温も低く海の底はヘドロで被われているため視界が悪く、かなり根気のいる作業だと感じました!

2本分の酸素ボンベも底を尽き、いくらか拾い上げたところで、ようやく潜水撤去作業終了!

そこから嫁はんやさこちゃん他の物資仕分けチームと合流し、石巻市の100世帯程の仮設住宅へ一世帯に水10本・ハンド・ボディソープ・レトルト食品5袋を一軒一軒お届け(`∇´ゞ

初めて仮設住宅の被災者達と接してみて、みんな生きる意欲を持って生活をしている姿にメチャクチャ勇気を貰い、改めて自分達の暮らしの有り難さを実感しました!!

そして作業終了(⌒〜⌒)

バスで帰る途中、南三陸町の防災センターに立ち寄りました!

ここは防災無線で町民に高台への非難を呼び掛け続け、最後津波の犠牲になった故・遠藤未希さん(24)の勤務先。

この声で町の多くの人が高台へ非難し助かりました!

今年4月から道徳の教科書にも「天使の声」という文章で載るそうです!

線香やお花などたくさん添えられてあり、みんなで手を合わせ、ご冥福をお祈りしてから宿へ帰りました。

その日の夜はみんなでちゃんこ鍋を囲んで最後の宴を満喫!!

どんどん仲間意識が深まるにつれ、酒も深まり、またもや無意識に寝床へ…zzZ


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